市販で買える「インクリア」と「ギノフィット」はどっちがいいの?

市販で買える「インクリア」と「ギノフィット」はどっちがいいの?
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細菌性膣炎を婦人科に行かないで症状を改善する方法の一つとして、細菌性膣炎対策ジェルを使う方法があります。

婦人科で細菌性膣炎と診断されると、細菌性膣炎の原因となっている細菌を取り除くためにメトロニダゾール膣錠が処方されるのが一般的です。

メトロニダゾール膣錠は、原因菌である悪玉菌を殺しますが膣内の自浄作用を担っているデーデルライン桿菌である乳酸菌には殺菌力が弱いという特徴があります。

でもこの膣錠に相当するものは、ドラッグストアなどでは市販されていなく、婦人科医師の処方がなければ入手できません。

婦人科はあまりいきたいところではないので、市販薬で症状を改善できないものかと思う方も多いのではないでしょうか。

市販で入手できるものとして、細菌性膣炎対策ジェルがあります。

細菌性膣炎対策ジェルには、「インクリア」、「ギノフィット」などがありますが、どっちがいいのでしょうか。

今回は、これらの2つの商品を比較・レビューしたいと思います。

細菌性膣炎の原因は、膣の自浄作用の低下

膣内には、膣内細菌叢といって善玉菌や悪玉菌などの細菌はバランスを取り合って集団を作っています。

健康的な膣では善玉菌であるデーデルライン桿菌と呼ばれる乳酸菌が優位になっていて、それらが作り出す乳酸によって膣内部を酸性に保っています。

この働きを「膣の自浄作用」と呼んでいます。

ところが、免疫力の低下などでこのデーデルライン桿菌は減少してしまい、膣内を酸性に保てなくなったとき、同じところに棲んでいた悪玉菌が過剰増殖する場合があります。

一般細菌の過剰増殖により引き起こされるのが細菌性膣炎です。

今回ご説明する細菌性膣炎対策ジェルは、医師の処方によって出される膣錠と違って、原因となっている菌を殺菌するものではありません。

細菌性膣炎対策ジェルは、デーデルライン桿菌を元気にして膣の本来の自浄作用を回復させる目的で作られています。

「インクリア」と「ギノフィット」の細菌性膣炎の効果は?

細菌性膣炎対策ジェル「インクリア」と「ギノフィット」はどちらも同じ目的で開発された乳酸を主成分とするケア用品です。

これら2つの商品は、どのような違いがあるのかを比較してみました。

・主な成分

<インクリア>

グリセリン、ヒドロキシエチルセルロース、乳酸、パラオキシ安息香酸メチル、ヒアルロン酸ナトリウム、精製水、クエン酸ナトリウム、エデト酸ニナトリウム

この商品のポイントとなっている成分は、乳酸です。

デーデルライン桿菌が作っている乳酸を補うことで、自浄作用が高まるように働きます。

また、グリセリンやヒアルロン酸も配合されていますので、潤いをサポートします。

<ギノフィット>

乳酸、グリコーゲン、グリセリン、ヒドロキシエチルセルロース、クエン酸、レブリン酸、P-アニス酸、水酸化ナトリウム、精製水この商品のポイントとなっている成分は、乳酸とグリコーゲンです。

デーデルライン桿菌はグリコーゲンを分解して、乳酸を産生するので自浄作用の回復につながります。

*ポイントになっている成分の違いとしては、グリコーゲンの有無になります。

・容器の形状と1回のジェルの容量

<インクリア>

先が丸くなっていて注射器のような容器に入っており、全体を挿入した後中のピストンを押してジェルを膣内に押し出します。

1回分のジェルの容量は、1.7gです。

<ギノフィット>

先が丸くなっていて練りはみがきのような容器に入っており、挿入してチューブを絞りジェルを膣内に押し出します。

1回分のジェルの容量は、5mlです。

*ジェルの容器が違うので、ジェルの押し出し方もピストンで押し出すか、チューブで絞り出すかの違いがあります。

使い勝手はどちらが良いかは、好みもあると思います。

・価格

<インクリア>

3本セット:1,320円(税込み)、1本あたり440円

10本セット:3,960円(税込み)、1本あたり396円

<ギノフィット>

12本入り:2,990円(税込み)、1本あたり249円

*価格では1本当たりの価格を比較するとギノフィットの方が若干安くなります。

ギノフィットの12本セットがお得となっています。

・入手性

<インクリア>

国内の会社が製造・販売していますが、実際の物作りは韓国の関連会社が行っています。

国内販売ですので、2~3日で入手できます。

<ギノフィット>

スイスの会社で製造、販売代理店もスイスにあるので入手するには、1週間前後かかります。

*インクリアの方が入手性は良さそうです。

「インクリア」と「ギノフィット」はどちらがいいの?

どちらも似たような商品であり、甲乙が付かないようなところがありますが、商品の感覚が日本人にマッチしているのはインクリアのような気がします。

また、インクリアは入手性もいいのもメリットです。

迷われているならインクリアをおすすめします。

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