この記事では、デーデルライン桿菌サプリ(デリケートゾーンケア乳酸菌サプリ)の選び方やおすすめの乳酸菌サプリを紹介しています。
デーデルライン桿菌サプリの選び方のポイントは、次の3つです。
・ポイント①:配合されている乳酸菌の種類と菌数
・ポイント②:製法と安全性
・ポイント③:続けやすさと目的
これらのポイントに沿って、人気のある次の5つのデーデルライン桿菌サプリについてレビューしています。
・ココラクト
・フェミフローラ
・フェミチャーム
・フェムケアバイオ
・フェミプロバイオ
この記事を読むことによって、どのデーデルライン桿菌サプリを選べば良いかが分かります。
デーデルライン桿菌サプリの選び方のポイント
デーデルライン桿菌サプリは、デリケートゾーン(膣内)の環境を整え、自浄作用をサポートすることによる、かゆみ、におい、おりものの悩み、膣炎の予防・改善などを目的に開発されたものです。
配合される乳酸菌は、特に、ラクトバチルス属の特定の菌株が配合されていることが多いです。
これらの菌株は、膣内に存在しやすく、膣内環境の改善に役立つことが研究で示唆されています。
経口摂取後、腸管を経由して膣内にまで届き、定着することが期待されています。
最近は、デーデルライン桿菌サプリがたくさん開発され、どれを選んだらいいのか迷うことがあります。
以下では、デーデルライン桿菌サプリの選び方のポイントを解説していきます。
ポイント①:配合されている乳酸菌の種類と菌数
デリケートゾーンには、ラクトバチルス属をはじめとする多様な乳酸菌が生息しており、そのバランスが大切です。
サプリメントを選ぶ際には、膣内に存在することが確認されているラクトバチルス・アシドフィルス、ラクトバチルス・ラムノサス、ラクトバチルス・ロイテリなどの菌株が配合されているかを確認しましょう。
これらの菌株は、膣内のpHを酸性に保ち、悪玉菌の増殖を抑える働きが期待できます。
また、菌数も重要なポイントです。一般的に、1日あたり数億個から数十億個の菌数を摂取することが推奨されています。
ただし、菌数が多ければ多いほど良いというわけではなく、ご自身の体調や目的に合わせて適切な菌数を選ぶことが大切です。
パッケージに記載されている菌数を確認し、継続しやすいものを選びましょう。
ポイント②:製法と安全性
口から摂取する乳酸菌サプリは、胃酸などの消化器官を通って腸まで届く必要があります。
そのため、生きたまま菌を腸まで届けるための工夫がされているかを確認しましょう。
耐酸性カプセルや特殊なコーティング技術を採用している製品は、より効果が期待できます。
また、安全性も非常に重要です。GMP認定工場で製造されているか、アレルギー物質の表示があるか、添加物が に抑えられているかなどを確認しましょう。
特にデリケートゾーンは敏感な部分ですので、安心して摂取できる製品を選ぶことが大切です。
もし過去に食品アレルギーの経験がある場合は、成分表示を しっかり確認してくださいね。
ポイント③:続けやすさと目的
サプリメントは継続して摂取することで効果が期待できます。
そのため、飲みやすい形状や味であるか、価格が無理なく続けられる範囲であるかなど、ご自身にとって続けやすい製品を選ぶことが大切です。
錠剤、カプセル、粉末など様々な形状がありますので、ライフスタイルに合わせて選びましょう。
また、デリケートゾーンのケアといっても、乾燥が気になる、ニオイが気になるなど、目的は人それぞれ異なります。
製品によっては、特定の悩みに特化した成分が配合されている場合もありますので、ご自身の目的に合ったサプリメントを選ぶようにしましょう。
例えば、保湿成分や整腸作用のある成分がプラスされているものもあります。
これらのポイントを踏まえて、ご自身にぴったりの乳酸菌サプリを見つけて、健やかなデリケートゾーンを保ってくださいね。
デーデルライン桿菌サプリのおすすめ5選
デーデルライン桿菌サプリの選び方のポイントに沿って、現在人気になっている5つの乳酸菌サプリについてレビューした結果を以下に解説します。
ご自身の目的に合ったサプリを選ぶようにしましょう。
乳酸菌サプリ ココラクト、雄飛堂から販売
ココラクトは、デリケートゾーンのケアを目的とした乳酸菌サプリメントで、株式会社雄飛堂が
製造・販売しています。
ココラクトには、以下の2種類の乳酸菌が配合されています。
・ラクトバチルス・ラムノサス GR-1株 (Lactobacillus rhamnosus GR-1)
・ラクトバチルス・ロイテリ RC-14株 (Lactobacillus reuteri RC-14)
これらの菌株は、膣内環境を整える働きが科学的に示唆されており、特にGR-1株とRC-14株の組み合わせは、膣内フローラのバランスをサポートする上で相乗的な効果が期待されています。
菌数としては、1カプセルあたり10億個の乳酸菌が含まれており、これは一般的な乳酸菌サプリメントと比較しても十分な量と言えるでしょう。
製法と安全性については、機能性表示食品として届け出られている点から、一定の安全性基準を満たしていると考えられます。
ココラクトは、1日1カプセルを目安に摂取する手軽さが、継続のしやすさにつながります。
小粒のカプセルであるため、錠剤が苦手な方でも比較的飲みやすいと考えられます。
フェミフローラ乳酸菌サプリ、わかもと製薬から販売
フェミフローラは、主に女性のデリケートゾーンに着目した乳酸菌サプリメントで、製造・販売元はわかもと製薬株式会社です。
フェミフローラには、次の2種類の乳酸菌が配合されています。
・ラクトバチルス・ラムノサス GR-1株 (Lactobacillus rhamnosus GR-1)
・ラクトバチルス・ロイテリ RC-14株 (Lactobacillus reuteri RC-14)
菌数については、具体的な数値は公表されていませんが、各菌が生きたまま腸まで届くように
工夫されていることが示唆されています。
多様な菌種を配合するサプリメントが多い中、あえて厳選した2種類の菌に特化することで、特定の目的への効果が期待できます。
製法と安全性については、機能性表示食品として届け出られている点から、一定の安全性基準を満たしていると考えられます。
菌が生きたまま腸まで届くように、耐酸性のカプセルを採用するなど、製法に工夫を凝らしています。
これにより、摂取した乳酸菌が胃酸の影響を受けにくく、その効果を発揮しやすいと考えられます。
安全性に関しても、配合されているロイテリ菌とクリスパタス菌は、ヒトでの安全性試験や研究データが豊富に存在し、一般的に安全性が高いとされています。
フェミフローラは、1日2カプセルを目安に水またはぬるま湯で摂取するタイプで、手軽に続けやすい形状となっています。
個包装になっているため、持ち運びにも便利で、衛生的に保管できる点もメリットです。
フェミチャーム 乳酸菌サプリ
フェミチャームの製造元はイーチメディカル株式会社で、販売元にはは美健ヘルスケアショップ、寿永堂などがあります。
フェミチャームには、次の2種類の乳酸菌が配合されています。
・ラクトバチルス・クリスタパス KT-11株 (Lactobacillus crystalpus KT-11)
・乳酸菌EC-12
菌数は、90粒の1袋あたり2兆2500億個ですので1日3カプセルの目安では750億個となり、かなり菌数は多いといえます。
フェミチャームの製法において注目すべき点は、配合されている乳酸菌が生きたまま腸まで届くように、耐酸性のカプセルを使用していることです。
これにより菌が胃酸の影響を受けにくく、生きた状態で腸に到達しやすくなります。
製法と安全性については、日本国内のGMP(適正製造規範)認定工場で製造されているので、品質と安全性に配慮されています。
また、馬プラセンタやコラーゲン、ヒアルロン酸など、美容成分も厳選して配合されています 。
フェミチャームは、1日3カプセルを目安に水またはぬるま湯で摂取するタイプで、手軽に続けやすい形状となっています。
ナースキュア フェムケアバイオ 乳酸菌サプリ
フェムケアバイオの製造および販売元は、株式会社ナースキュアです。
同社は、現役看護師が監修した女性向けサプリメントの企画・開発を手がけており、フェムケアバイオもその一環として提供されています。
フェムケアバイオには、次の6種類の乳酸菌が配合されています。
・ラクトバチルス・アンドフェリス菌
・ラクトバチルス・ロイテリラムノサス菌
・ラクトバチルス・クリスタパス菌
・ラクトバチルス・ロイテり菌
・ラクトバチルス・ガゼリ菌
・ラクトバチルス・プランタラム菌
プランタラム菌以外は全て生きた菌で、生きた菌と殺菌乳酸菌との組み合わせでより多様なアプローチでデリケートゾーンの健康をサポートすることが期待できます。
菌数としては、1カプセルあたり170億個の乳酸菌が含まれており、乳酸菌サプリとして多い方です。
製法と安全性については、日本国内のGMP(適正製造規範)認定工場で製造されているので、品質と安全性に配慮されています。
フェムケアバイオは、生きた乳酸菌を摂取できるよう、特殊な製法を採用していると考えられます。
存料・着色料・香料を使用していない無添加仕様で、アレルゲン対策も明記されているため、毎日安心して摂取できる安全性が確保されています。
フェムケアバイオは、1日1カプセルを目安に摂取するという手軽さが、続けやすさのポイントと言えるでしょう。
フェミプロバイオ ドクターチョイス 乳酸菌サプリ
フェミプロバイオは、アメリカのサプリメントメーカーである Beauty and Health Research Inc.のブランド「Doctor’s Choice」が製造・販売している乳酸菌サプリです。
フェミプロバイオには、次の5種類の乳酸菌が配合されています。
・ラクトバチルス クリスパタス菌 100億
・ラクトバチルス ラムノーサス菌 45億個
・ラクトバチルス ロイテリ菌 45億個
・ラクトバチルス アシドフィルス菌 20億個
・ラクトバチルス プランタラム菌 20億個
菌数としては、1カプセルあたり230億個の乳酸菌が含まれており、乳酸菌サプリとして多い方です。
製法と安全性については、具体的には公表していませんが、アメリカのサプリメントメーカーであるBeauty and Health Research Inc.の「Doctor’s Choice」ブランドが製造しているという点で、一定の品質管理基準の下で製造されている可能性が高いと考えられます。
フェミプロバイオは、女性特有のデリケートな悩みの改善や、膣内フローラの健康維持を目的としている乳酸菌サプリです。
続けやすさという点においては、1日1カプセルをなどで手軽に摂取できるタイプです。
また、価格が継続購入しやすい範囲であることも重要です。
目的を明確にし、自身のライフスタイルや予算に合わせて無理なく続けられる製品を選ぶことが大切です。
デーデルライン桿菌サプリのおすすめ5選、選び方のポイントのまとめ
デーデルライン桿菌サプリの選び方のポイントとおすすめのサプリをまとめました。
デーデルライン桿菌サプリの選び方のポイントは、次の3つです。
・ポイント①:配合されている乳酸菌の種類と菌数
・ポイント②:製法と安全性
・ポイント③:続けやすさと目的
デーデルライン桿菌サプリのおすすめ5選を大まかに分類すると次のようになります。
[実績があり、定評がある]
・ココラクト(日本初の機能性表示食品)
・フェミプロバイオ(高品質で安全性へのこだわり)
[有名な製造元]
・フェミフローラ(わかもと製薬)
・フェミプロバイオ(Beauty and Health Research Inc. )
[配合されている菌の種類が多い]
・フェムケアバイオ(6種類)
・フェミプロバイオ(5種類)
[菌数が多い]
・フェミチャーム(1日3カプセルで750億個)
・フェミプロバイオ(1日1カプセルで230億個)
どのデーデルライン桿菌サプリを選ぶかは、ご自身の目的や飲みやすさや続けやすさなどを考慮して総合的に判断しましょう。