「インクリア」はジェルタイプの細菌性膣炎の専用ケア用品です。
細菌性膣炎の対策ジェルは、海外製品も含めると何種類かありどれを選んだらよいのか迷うものです。
今回は国内で販売されている「インクリア」について、成分やその効果についてご紹介します。
細菌性膣炎の治し方
細菌性膣炎の原因は、膣内に常在しているデーデルライン桿菌が減少しているために起こる病気です。
デーデルライン桿菌はラクトバチルス属の乳酸菌ですので、膣内にあるグリコーゲンを分解して乳酸を作りだします。
このため、膣内は弱酸性の環境になっていて健康に悪い影響を及ぼす細菌の増殖を防いでいます。
細菌性膣炎では、このような膣の自浄作用が上手く働いていないため、健康に影響を与える細菌が異常に増殖している状態です。
なので、細菌性膣炎を治すには次の2つが基本となります。
・異常増殖した健康に影響を与える細菌を取り除く
・デーデルライン桿菌を増やして膣の自浄作用を回復させる
例えば、治すためにクロマイ膣錠は抗生物質が含まれているので、細菌性膣炎の原因となっている菌を殺菌する効果があります。
ですが、同時に少なくなっているデーデルライン桿菌も殺してしまいます。
一方、細菌性膣炎対策ジェルは何種類か通販などで市販されていますが、これらは膣内の酸性度合を上げて原因となっている細菌を弱めながら、デーデルライン桿菌の回復を促す方法です。
●細菌性膣炎対策ジェル「インクリア」の成分のその効果とは
インクリアは、産婦人科医と共同開発したジェルタイプの膣洗浄用の医薬品です。
現在、全国約1,000店舗のドラックストアでも買うことができます。
膣洗浄用といっても、洗い流すという感覚はなく乳酸を配合したジェルを膣内に注入して膣内環境を浄化するという感覚です。
本来ならデーデルライン桿菌が作っている乳酸を補ってやることで、自浄作用が高まります。
このためデリケートゾーンのにおいやおりものに効果があります。
また、ヒアルロン酸も配合されていますので、乾燥によるかゆみなどにも効果が期待できます。
・成分
膣内に直接入れるので成分が気になりますが、人体に害のない、口に入れても大丈夫な程、安全な成分で作られています。
<グリセリン>
グリセリンとは、無色透明の液体で、アルコールの一種です。
強い吸湿力を持つことから、化粧品や軟膏などに利用されています。
<ヒドロキシエチルセルロース>
植物から抽出した天然植物繊維(セルロース)から作られ、人体への影響がなく、安全性が確認されております。
この成分の主な使用目的は液体に粘性を付けるためで、クリームやジェルなどの化粧品など幅広い分野で使用されています。
<乳酸>
この製品のポイントとなる成分です。
乳酸は、疲労回復に関わる成分として有名ですが、膣内の環境を整える効果もあるとされています。
<パラオキシ安息香酸メチル>
主に食品・化粧品の防腐剤に使われている成分
<ヒアルロン酸ナトリウム>
ヒアルロン酸は1gで6,000gの水を保持することができます。
安定性、安全性が非常に高い高分子の保湿成分です。
<その他、配合成分>
精製水、クエン酸ナトリウム、エデト酸二ナトリウム
・使い方は簡単で安心して使えます。
滑らかな形をした容器なので、スムーズに挿入できること、ジェルの押し出しはピストン式になっているので、軽い力で最後まで押し出せます。
「インクリア」は韓国で製造されていますが、国内販売されている商品です。
女性雑誌や女性に人気のWebサイトなど多くのメディアに注目され、半年間で220,000個以上の販売実績があるので安心してご利用できます。
モニターアンケートでは88%の方が効果を実感しています。
細菌性膣炎対策ジェルについては、次の記事も参考になります。
「市販薬、細菌性膣炎対策乳酸ジェル、「ギノフィット」 は効果があるの?」
「インクリア」の効果についての口コミは?
最初にモニターされた方の感想を紹介します。
【10代~60代女性のモニターレビュー】
・一番嬉しかったのは下着の汚れが目立たなくなったことです。
・外にいる時も安心してスカートでいられました。
・1本目で効果が表れて不快感がなくなり驚きました。
・生理後のおりものが気にならなくなりました。
・翌日からほぼおりものがなくなりとてもおどろきました。
など、なかなか人に相談できない悩みを抱える方に実感を得ています。
・Aさんの感想
私はずーっと前から”デリケートゾーンのニオイ”が気になってて…でも、どうすればいいのか分からないままでした。
でもこのincleaを使ってからは、自分でも気づかないうちに、その”ニオイ”が軽減されなんです!!
ずーっと誰にも相談できない悩みだったので、本当にうれしい!
これでずっと避けてきたスカートを堂々とはけるようになりました。
ジェルなので違和感もなく安心して使えます。